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おすすめの料理酒は? 料理酒の種類や日本酒との違いについて

おすすめの料理酒は?

料理酒は、原材料名を確認してから購入します。

基本的に、日本料理における料理酒とは“日本酒(清酒)”のことを指します。料理酒とは、料理に合うように(うま味、甘味、香りなどを調節して)醸造された日本酒です。このことからも、料理には”料理酒”として販売されているものがおすすめです。

しかし、料理酒にもお勧めできるものとできないものがありますので注意が必要です。

料理酒選びのポイントは?

おすすめの料理酒
おすすめの料理酒
おすすめしない料理酒
おすすめしない料理酒

料理酒の選び方にはポイントがあります。

最も大切なのが、原材料名を確認することです。原材料名を確認することで「清酒なのか合成清酒なのか?」「食塩添加の有無」などの基本的な情報を知ることができます。また、「未成年者が購入できるのか?」も分かります。

基本的には、「米、米こうじ、……」などのように米と米こうじが先頭に書かれているものがおすすめです。

反対におすすめできないのが、「醸造アルコール、醸造調味料、……」などのように米と米こうじが記載されていない(または後ろの方に書かれている)ものです。このような料理酒は、合成清酒ですのでおいしくありません。

合成清酒とは、アルコールに調味料や水あめを加えたものです。

清酒と合成清酒の違いは?

清酒と合成清酒の違いは?

安すぎる料理酒はおすすめしません。

スーパーに並んでいる200円以下/1Lくらいの料理酒は、合成清酒を不可飲処置(食塩添加)したものです。このような料理酒には日本酒(清酒)特有の自然なうま味や甘味を望めませんので、料理がおいしくなることもありません。

購入してしまった場合には、調味料としてではなく洗浄などの用途に使用してください。

同様の理由から、みりんの購入にも注意が必要です。みりんとは焼酎(醸造アルコール)にもち米と米こうじを加えて甘味を出したものですので、原料表示の先頭に「もち米、米こうじ、……」などと書かれているものがおすすめです。

おすすめできないみりん(みりん風調味料)には、「水あめ、醸造調味料、……」などのように書かれています。

食塩添加の有無による違いは?

食塩添加の有無による違いは?

料理酒は、有塩であることがあります。

これは日本酒を食品として扱うための処置であり、不可飲処置(食塩添加)されているからこそ未成年者が購入することが可能になりますし、販売店にとっては酒類販売免許がなくても販売することが可能となります。

しかし、調理(調味)にとっては邪魔者でしかありません。

食塩が入った食材には、甘味やうま味などが入りにくくなります。これは、食塩の分子量が砂糖などの分子量と比べて小いためです。分子量の小さな食塩が先に入ってしまうと、分子量の大きな砂糖の入り込める余地がなくなってしまいます。

そのため一般的な味付けでは、甘味やうま味をしみ込ませてから塩味を加えるのがセオリーになっています。

日本酒(清酒)を料理酒として使うには?

日本酒(清酒)を料理酒として使うには?

日本酒には、料理酒として使えるものもあります。

基本的には料理酒がおすすめですが、1000円/1.8Lくらいで購入できる日本酒(清酒)の多くは料理酒としても問題なく使用できます。おすすめできないのは「安すぎる日本酒」と「高すぎる日本酒」です。

安すぎる日本酒は前項で説明したとおりです。

高すぎる日本酒が良くないのは、香りが強すぎたり個性的であることが多いためです。特に、吟醸酒や大吟醸酒などはおすすめしません。これらの日本酒には“華やかな香り”を有しているために、料理酒向きではありません。

強すぎる個性は料理のバランスを崩してしまいますので注意が必要です。

【まとめ】おすすめの料理酒は?

料理酒には、原材料名に「米、米こうじ、……」などのように米と米こうじが先頭に書かれているものがおすすめです。安価な料理酒には「醸造アルコール、醸造調味料、……」などのように書かれているものもありますが、それらは発酵を伴わない合成清酒となりますので料理がおいしくなりません。不可飲処置(食塩添加)の有無に関しては、特別な理由がなければ無塩の料理酒がおすすめです。

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