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缶コーヒーの温め方は? 自動販売機と同じ温度にする方法

缶コーヒーの温め方は?

缶コーヒーの温め方を紹介します。

肌寒い季節には、温かい缶コーヒーが恋しくなります。しかし、温め過ぎれば持つことすらできませんし、ぬるい缶コーヒーはおいしくありません。そこで今回は、自販機と同じ温度(55~60℃)に温める方法を模索してみました。

結論から言えば、500mlの計量カップに缶コーヒーを入れて熱湯を注いで5分待てば自販機と同程度の温度まで温まります。

温めるための道具は?

温めるための道具は?

準備するのは、熱湯と計量カップです。

原理的には“湯せん”と同じです。しかし、鍋などを使って湯せんする方法では温度計を使わなければ温度管理が難しくなります。そこで、計量カップに熱湯を注ぐことにより温度をコントロールしやすくします。

今回の方法であれば、55~60℃くらいに落ち着きます。

  • 500mlの計量カップ
  • 熱湯

計量カップはパイレックスのものを使っています。

計量カップの材質(熱容量)により安定する温度には差異が生じることになりますが、以前、ステンレス製の計量カップを使っていた時にも同じ方法で温めることができていましたので、問題にはならないはずです。

まずは、手持ちの計量カップで試してみることをおすすめします。

補足説明

温かい缶コーヒーにはスチール缶が適しています。最近はアルミ缶の缶コーヒーが増えてきましたが、アルミとスチールとでは熱伝導率に大きな違いがあります。具体的には、アルミは「温まりやすく冷めやすい素材」であり、スチールは「温まりにくく冷めにくい素材」です。画像はアルミ缶ですが、スチール缶の方が冷めにくくなります。

缶コーヒーの温め方は?

缶コーヒーの温め方は?

缶コーヒーの温め方です。

500mlの計量カップに未開封の缶コーヒーを入れ、満水まで熱湯を注いで5分ほど待つだけです。基本的にはこれだけで缶コーヒーを55~60℃ほどに温めることができます。※室温が低い場合は計量カップの予熱が必要になることもあります。

1缶であれば、この方法が一番簡単です。

STEP.1
計量カップを予熱します。
計量カップを予熱します。

500mlほどの湯を沸かし、100~150mlほどの湯を使って計量カップを予熱しておきます。プラスチック製の計量カップの場合には必ずしも予熱する必要はありませんが、パイレックスなどのように熱容量の高い(重い)計量カップの場合は予熱しておくことをおすすめします。

STEP.2
缶コーヒーを入れて熱湯を注ぎます。
缶コーヒーを入れて熱湯を注ぎます。

温めた計量カップに未開封の缶コーヒーを入れ、500mlいっぱいまで熱湯を注ぎます。缶の構造上、底の部分には空気がたまりますので、途中で缶コーヒーを傾けて空気抜きをすることにより効率よく温まります。

STEP.3
5分ほど待てばOKです。
5分ほど待てばOKです。

熱湯を注いでから5分ほど待つと60℃前後まで温まります。温度ムラができますので、途中で振った方がムラなく温まります。室温12℃前後で試したところ、5分後のコーヒーの温度(開封後)が58℃くらいになりました。

それなりに再現性の高い方法だと思います。

しかし、温める前の缶コーヒーの温度や室温度に影響される問題ですので、多少の誤差はご了承ください。熱湯を注いだ後は5分ほどの放置で問題なく温まりますが、「絶対にぬるい缶コーヒーは許せない」といった場合は、途中で振ってください。

振ることでムラなく温まりやすくなります。

自販機と同じくらいになる理屈は?

自販機と同じくらいになる理屈は?

今回の方法には、一応の理屈があります。

それが、「T=(T1m1+T2m2)/(m1+m2)」という“異なる温度の水を混合した場合の温度の公式”であり、経験的な感覚を論理的に説明できるようにするには悪くない方法だと思います。

今回の公式は、以下のサイトを参考にしています。

参考URL:具体例で学ぶ数学「水温の計算(異なる温度の水の混合)

たとえば、今回の場合であれば「缶コーヒー(10℃200ml)」「湯(100℃300ml)」と仮定すると、「T=(100×300+10×200)/(300+200)=70」の計算によりコーヒーの温度は70℃になることになります。

ここから一部のエネルギーが空気中や計量カップなどへ逃げることになりますので、ホットの缶コーヒーとしては少し高めの60℃くらいに落ち着くことになります。

まとめ

缶コーヒーの温め方は?

缶コーヒー(ショート缶)は、500mlの計量カップと熱湯により温められます。一般的な自動販売機の缶コーヒーは、55~60℃です。缶コーヒーを55~60℃に温めるためには、300mlほどの熱湯を注いで5分ほど待つ方法がもっとも簡単で確実な方法だと考えています。

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