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ヨーグルトマヨネーズの作り方は? 乳化剤はカスピ海ヨーグルト

ヨーグルトマヨネーズの作り方は? 乳化剤はカスピ海ヨーグルト

ヨーグルトマヨネーズの作り方を紹介します。

ヨーグルトは油と混ぜることにより乳化します。一般的なマヨネーズは卵黄を乳化剤として利用していますが、ヨーグルトを使っても乳化ソース(マヨネーズなど)を作ることができるということです。

ちなみに、ヴィーガンやベジタリアンの人に人気の豆乳ドレッシングは豆乳を乳化剤として利用しています。

ヨーグルトマヨネーズの材料は?

ヨーグルトマヨネーズの材料は?

ヨーグルトマヨネーズの材料です。

食料びん(225ml)での保存を前提とした分量です。基本的には豆乳マヨネーズと同じですが、マヨネーズの固さは水分と油分のバランスにより決まりますので今回のヨーグルトマヨネーズではサラダ油の分量を増やしています。

豆乳マヨネーズと同じ割合にするとドレッシングのような固さになります。

材料分量
カスピ海ヨーグルト30g
サラダ油120g
米酢15g
粒マスタード5g
砂糖2g
3g

[sc_blogcard url=”https://www.kamosu.org/post-155/”]

[sc_blogcard url=”https://www.kamosu.org/post-324/”]

[memo title=”MEMO”]カスピ海ヨーグルトを使っていますが、他のヨーグルトを使うことで酸味やコクなど特徴が変わりますので好みのヨーグルトでもOKです。また、油や酢、甘味料も好みにより変えてもOKです。ただし、マスタードだけはイエローマスタードではなく粒マスタードを使ってください。粒マスタードを使うことで乳化が安定します。[/memo]

ヨーグルトマヨネーズの作り方は?

ヨーグルトマヨネーズの作り方です。

基本的には普通のマヨネーズの作り方と同じですが、乳化剤としての性質は「卵黄>ヨーグルト」となりますので、手動の泡立て器ではなくハンドブレンダーなどを使って攪拌することをおすすめします。

泡立て器だと、乳化の難易度が高くなります。

[timeline]
[tl label=’STEP.1′ title=’材料を計量して攪拌します。’]

材料を計量して攪拌します

材料を計量してブレンダー(またはそれ相当の器具)を使って攪拌します。ブレンダーは底近くまでさし、高速でしばらく回転させ、しっかりと乳化してきたらゆっくりと上下させてまんべんなく乳化させていきます。[/tl]
[tl label=’STEP.2′ title=’清潔な容器に移して保存します。’]

清潔な容器に移して保存します

保存容器に移しかえて冷蔵庫保存します。プラスチック容器ではなく使い込んでも清潔に管理できるガラス容器をおすすめします。作り立てのマヨネーズは荒々しい味ですが、一晩ほど置くと落ち着きます。明確な賞味期限(および消費期限)があるわけではありませんが、1~2週間を目安に使い切ってください。[/tl]
[/timeline]

以上がヨーグルトマヨネーズの作り方です。

私は(種継ぎを繰り返している)カスピ海ヨーグルトを使っていますが、他のヨーグルトでも同じように作れます。しかし、ヨーグルトは種類により酸味の強さなどが異なりますので、適宜調節してください。

[sc_blogcard url=”https://www.kamosu.org/post-331/”]

【まとめ】ヨーグルトマヨネーズの作り方は?

ヨーグルトマヨネーズは、ヨーグルトを乳化剤としてマヨネーズを作ります。卵黄と比べてヨーグルトの乳化力は強くありませんので、手動の泡立て器ではなくハンドブレンダーなどを使って作ることをおすすめします。

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