【理屈で解説】鉄フライパンについて

鉄フライパンの厚みは? 軽いが正しいとは限らない板厚の選び方

鉄フライパンの厚みは?

鉄フライパンには、厚みによる違いがあります。

一般的には1.6mm、2.3mm、3.2mmのフライパンが広く流通しており、炒め料理には1.6mm、焼き料理には2.3mm以上のようにして使い分けられています。このことからも、鉄フライパンは複数枚持つのがセオリーとなります。

鉄フライパンは、軽さではなく板厚で選ぶのが正解です。

板厚による違いは?

板厚による違いは?

鉄フライパンには、大きく3種類の厚さがあります。

それが1.6mm、2.3mm、3.2mmの3種類であり、一般的には、薄板の1.6mmと厚板の2.3mmが広く普及しています。3.2mmに関しては海外製などの少し特殊な鉄フライパンに採用されていることの多い厚みです。

以下は、主な特徴です。

板厚適している料理
薄板(1.6mm)動かしながら調理
オムレツやきんぴらなど
厚板(2.3mm)動かさずに調理
ハンバーグなど

どちらにも、メリットとデメリットがあります。

どちらが良いかという単純な問題ではありません。はじめての鉄フライパンを選ぶ場合には、“よく作る料理”を考えて選ぶことをおすすめします。炒め物が多いのであれば薄板、焼き物が多いのであれば厚板といった具合です。

いずれは使い分けるようになっていくはずです。

補足説明

1.6mm、2.3mm、3.2mmという板厚は、あくまでも一例にすぎません。たとえば、中尾アルミ製作所の鉄フライパンには20cmなどの小径フライパンには1.6mm、26cmなどの大径フライパンには2mmなどのように板厚が使い分けられていることもあります。

薄板(1.6mm)の特徴は?

薄板(1.6mm)の特徴は?

薄板の特徴は、熱容量の低さです。

熱容量が低いと、余熱に時間がかかりません。そのため、次から次へと料理を作り続けるような場合に重宝します。また、“熱容量が低い=軽い“ということでもありますので、手首への負担も小さくなります。

もちろん、焼き物ができないわけでもありません。

しかし、薄板の鉄フライパンには“厚板よりも熱容量が低い“という特徴がありますので、厚板の鉄フライパンよりも「温度が下がりやすい」「熱ムラができやすい」などのデメリットを有していることになります。

薄板の鉄フライパンは、焼き物が苦手です。

厚板(2.3mm以上)の特徴は?

厚板(2.3mm以上)の特徴は?

厚板の特徴は、熱容量の高さです。

熱容量が高いために「温度が下がりにくい」「熱ムラができにくい」というメリットを有し、食材を乗せてもくっつくことなくキレイに焼けます。また、高い熱エネルギーで焼くことができますので、仕上がりがふっくらする傾向にあります。

しかし、ふるのには苦労します。

基本的には、置いて調理するための道具です。たとえば、大きさが26cmともなると重さは1.3kgを超えることになります。そのくらいの重さになってくるとふることは難しくなりますので炒め物には向きません。

炒め物には、薄板の鉄フライパンや中華鍋をおすすめします。

まとめ

鉄フライパンの厚みは?

鉄フライパンには、板厚による違いがあります。基本的に、薄板(1.6mm)は炒め物に適しており、厚板(2.3mm以上)は焼き物に適しています。ふって調理する場合には薄板、置いて調理する場合には厚板と言い換えることもできます。これらのことからも、私は20cm2枚(1.6mm、2.3mm)、26cm1枚(2.3mm)、中華鍋27cm(1.2mm北京鍋)をメインに使っています。

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