鉄フライパンの洗い方は? 竹ささらをおすすめする理由

鉄フライパンの洗い方は?

鉄フライパンの洗い方を紹介します。

鉄フライパンは、汚れをかき出すようにして洗います。基本的には洗剤は使いませんので「油分を残して汚れだけを洗い流す」ような形になります。そのため、竹ささら(中華鍋などを洗う道具)があると便利です。

もちろん、柄の付いたブラシなどでもOKです。

鉄フライパンの洗い方は?

鉄フライパンの洗い方は?

鉄フライパンは、汚れをかきだすように洗います。

基本的には熱を持った状態で洗うことになりますので、竹ささらや柄の付いたブラシなどを使うことになります。たわしを使う場合もありますが、油によりベトベトになりますのでおすすめはしません。

また、金たわしは簡易的なリセットのようになりますので普段は使いません。

STEP.1
調理後に少量の水を加えます。
調理後に少量の水を加えます。

使用後は、あら熱が取れないうちに少量の水を加えて汚れを浮かせます。あら熱が取れてから洗ってもかまいませんが、フライパンが冷めてしまうと汚れが落ちにくくなりますし、油の粘度が高くなることにより落としにくくなります。

STEP.2
竹ささらを使って汚れをかきだします。
竹ささらを使って汚れをかきだします。

加えた水が熱いうちに汚れをかきだします。竹ささらを使えば多少の焦げ付きがあっても簡単に落とすことができます。たわしを使ってもかまいませんが、熱容量の大きな鉄フライパンは少量の水では冷めませんので非効率です。

STEP.3
軽くすすいでから水気を飛ばします。
軽くすすいでから水気を飛ばします。

軽くすすいだら、再びコンロの火にかけて水気を飛ばします。ある程度まで温めれば余熱により揮発します。油が発煙するほどまで温めてしまうと樹脂層のダメージになりますので注意してください。

STEP.4
水気が飛んでから片付けます。
水気が飛んでから片付けます。

水気が飛んだら片付けます。鉄のフライパンには”かける収納(吊す収納)”をおすすめします。かける収納であれば多少の熱を持っていても片付けることができますし、油によるべとつきなどを気にする必要もありません。

以上が鉄フライパンの洗い方です。

MEMO
基本的には熱いうちに洗います。急冷すると「変形してしまう」「鉄の組成が変化してしまう」などの意見もありますが、鉄フライパンは熱容量の大きな調理道具ですので冷めるまで待っていたら調理が進まなくなってしまいます。常識的な使い方の範疇であれば問題になることはありませんので、熱いうちに洗ってください。

竹ささらとたわしはどちらが良い?

竹ささらとたわしはどちらが良い?

基本的には、竹ささらをおすすめします。

竹ささらには「熱いうちに汚れを浮かせて洗える」「手が汚れない」などのメリットがありますのでおすすめしていますが、デザインが気に入らない場合には柄の付いたブラシなどでも構いません。

しかし、たわしはおすすめしません。

たわしには柄が付いていませんので「あら熱が取れてからでないと洗えない」「手が汚れる(たわしに油がまとわりついてベトベトになる)」などのデメリットがありますので、鉄フライパンを使いたくなくなっていきます。

毎日使うものだからこそ、使い勝手の良さが大切です。

鉄フライパンをつるすには?

鉄フライパンをつるすには?

鉄フライパンを吊すには、フックを用います。

「どのフックが適しているのか?」については使用環境により異なりますが、最低限、金属製であることを重視してください。鉄フライパンには重量がありますのでプラスチック性のフックでは落下する恐れがあります。

しばらくは大丈夫でも、いずれプラスチックは割れてしまいます。

MEMO
鉄フライパンの収納方法と同時に、竹ささら(または柄の付いたブラシ)の収納方法も考えておいてください。普段使っている洗剤やスポンジのラックに収納できるのであればよいのですが、風通しが悪ければカビてしまいますので注意が必要です。

【まとめ】鉄フライパンの洗い方は?

鉄フライパンは(基本的には)洗剤を使わずに洗います。フライパンの余熱を利用することで汚れを落としやすくなりますので、たわしを使うよりも竹ささらを使って洗うことがポイントになります。十分に汚れを落としましたら、コンロで乾かします。長期保管する場合を除けば油を塗る必要はありません。また、収納には”吊るす収納”をお勧めします。

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